初めてウィルスと認知された瞬間

全時代だった70年代はそのほとんどがパソコンにおいて学習型プログラムがウィルスという定義に後に当てはめられてしまう分類になってしまうという皮肉な結果になってしまいましたが…

1981年、作り出したのは学生だった

全時代だった70年代はそのほとんどがパソコンにおいて学習型プログラムがウィルスという定義に後に当てはめられてしまう分類になってしまうという皮肉な結果になってしまいましたが、それでもその頃からパソコン関係の技術は革新的に進歩していくことになる。それと同時にパソコンに関する知識を蓄えることができる人も増えていき、そんな中においてもやはり個人間で能力の差というものが開いていくものです。そういった今までになかった自身の才能に気付いていくと、パソコン関係に関して技術を飛躍的に挙げていくことになる。しかしそんな中でもやはり全てが前項を持ってパソコン技術を伸ばしているものばかりではなく、最初から悪に隷属するようにパソコンに害をなす存在を作り出すということを行っている人も存在していた。

それは1981年、この年に歴史的に初めてパソコンウィルスというものが誕生することになり『Elk Cloner』というものが誕生することになる。このプログラムは後に全てのコンピュータウィルスとしては始めて世界でその存在をウィルスというものに定義されることになるが、これを作り出したのはまだ学生だった『リッチ・ストレンカ』という少年だった。学生という多感な時期にパソコンという最先端技術と触れ合うことで能力を飛躍的に上げていったことになりますが、このウィルスも本質的には自己増殖型プログラムとしてのウィルスではなく、もともとは学習型として作られたという可能性もありますが、本人がどういった意図でこのソフトを作り出したのかはもはや本人のみが知るところでしょう。

その後このElk Clonerというものが誕生したことで、自己増殖型プログラムのことをウィルスとして定義されるようになり、その後パソコンに感染してプログラムを書き換えて、自身を複製していくものと完全に定着させるようになりました。この定義はその後私達が考えているようなウィルスの原形として認知されていくようになって、それから先になるとおそるべき速さでウィルスというものは進化していくことになったということを考えたら恐ろしいものです。

電子メール経由での感染

もちろんこのような状況でウィルス対策用のソフトの開発ということも行なわれるようになりました。その全ての始まりとして『ウィーン・ウィルス』というものが誕生したことによって、そのウィルスに対抗するためのソフトが作られるようになる。これが現在のアンチウィルスソフトウェアとしての始祖というものになっています。対策も進行していますが、歴史的なもので考えるとそれほど昔の話ではないと感じるのはやはりパソコンというものが現代技術であるということも大きな影響があるかもしれないですね。

それでもなおウィルスに感染してしまう問題は収束するということがないまま、年々新しいウィルスが登場することで技術者達はその対策に躍起になっていたことでしょうが、それまではネットワークから感染するという方法でウィルスに感染していましたがとある時期から別の感染経路が誕生することになります。現在では連絡手段として当然のように用いられている方法である電子メールという、当時からすれば画期的なシステムから感染してしまうというウィルス『Christmas Tree EXEC』が発生したことで、世界規模で感染するという被害が発生するようになりました。考えたくもない状況ですね、今でも電子メールの中には意図してウィルスを混在しているようなこともあるので、当時のようなまだウィルスに対抗するための技術が発展途上の時には相当泣くになけないような状況に追い込まれてしまうといった人も多かったでしょう。下手をしたら経営そのものが傾いてしまうというような現実的な被害をこうむってしまう人もいたことでしょう。

この例で一番たちが悪いということを踏まえて考えると、それはこの頃はまだ一般人にはそこまでパソコンというものを利用しているところが少ないという状況ではあるが、先進的に技術を取り入れている企業などは相当な経済的損失を受けたでしょう。違う側面で考えたら一般の人はそこまで深刻に悩むようなことも少なかっただろうと考えられますが、企業という私達の生活に密接にリンクしているような企業の場合には重要なものほどそういったコンピュータに格納されている情報もあったことでしょうし、もしかしたらそういったことを考慮して重要なものは全て神として保管しておくというところもあったでしょう。なんにせよ、時代的なことから考えても不安定な時期であったことは確かですから、ウィルスに苛まれるという問題は開発者から考えたら相当頭痛の種として悩まされていたことでしょう。

時限式ウィルスの誕生

1980年代末期、日本では経済状況がなんとも華やかな時期でもありましたがその頃にはまた違うウィルスが誕生して、欧米諸国を悩ませていた時期がありました。ネットに接続すると感染するウィルスや、もしくは特定の日に感染してしまうような時限式ウィルスなど、年を追うごとにウィルスとしての質も価値も恐ろしいまでに進化して行くようになりました。何らかの目的があってこのようなことをしているとは思いますが、大半は面白いから、もしくは自分の技術が何処まで通用するのかということを世間の反応を見て証明するということを意識しているということなのかもしれません。どっち道はた迷惑な話であることに変わりはないので、止めろよと言いたいですが中々そうもいかないでしょう。

こうしたウィルス黎明期を越えて発展期になっていくと、更に異なる方法でウィルスに感染してしまう事態に陥ってしまうのです。

 
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