完全に悪意の下で作られたプログラム

これまでに紹介してきたウィルス達はほとんどが悪意をなすものばかりとなっているとは一言では言えないところが厄介でしょう。

ボット

これまでに紹介してきたウィルス達はほとんどが悪意をなすものばかりとなっているとは一言では言えないところが厄介でしょう。特にワームのように原点はコンピューターが学習するために作られたプログラムを原点にしているという、故意によって製作されたをウィルスではないということだったり、もしくは世間的に目立つようなことが死体ということを目的にした悪戯目的であったりと、開発過程によって生じてしまったり、もしくは悪戯目的だったりするというようなことで作られるウィルスということだったりということもあります。もちろんほとんどが悪意という元に製作されたウィルスであることに変わりはありませんが、その中でも特にここ数年の間で誕生したウィルスというものも存在しています。それは『ボット』という、完全に悪意を持って製作されたウィルスというものが存在しているのです。

このボットが認知され始めたのは2000年という節目に入ってから5年後のことです、日本で大多数に及ぶパソコンが感染したという事実が発覚し、その全てが一つのウィルスによって支配されているというこれまでにない巨大な規模で感染が拡大しているという事件が発生しました。これがボットが誕生した瞬間、というよりは世間で認知されたと言っていいかもしれません。それまでに似たようなものが開発されたこともあったかもしれませんが、そこまで技術的に進歩していなかったという可能性もあるため世間的に知られることもなかったということも考えられます。

このウィルスの脅威とするところは、一つのパソコンから放たれたウィルスgはそれまでに信じられない規模で感染・進行していくことになります。そして感染してしまうと自分では身に覚えのない操作だったり、もしくは個人情報の流出、また特定のホームページに対しての集中アクセスに加担してサーバーダウンを引き起こすといったことをしたと嫌疑をかけられてしまう、といった犯罪の片棒を担いだ上に自分の情報が他人に知れ渡ってしまうという恐れもあるので、完全に存在事態が悪意で構成されているウィルスとなっているのです。情報は全て犯罪目的に利用する人へと流れてしまうので、感染したらそれこそ自分に身に覚えのないことが連続して起こってしまう、ということもあるそうです。

そういった自らまるで行動したかのような動きが見られてしまうため、このウィルスに感染したら操られてしまうさまに例えて『ロボット』、そして『ボット』という名前がつけられることになったのです。犯罪なんて加担していないといっても、自分のパソコンから確かに操作された履歴があるという証拠が残されてしまうために警察に事情聴取、下手をしたら書類送検といったことになってしまうという可能性も出てきてしまいますから、これこそ感染したときには何に巻き込まれるかわかったものではない、というところでしょう。

感染しても気付かない可能性がある

ボットの感染経路に関してはその他のウィルスと同様にインターネットや電子メール、もしくは外部メモリからの感染などといったものが中心になっています。こういった経路で感染することになるボットですが、一番恐れるべきなのは感染ルートというものではなく、感染した後見つけられるのかどうかということが一番重要になってきます。

このボットで一番危険なことは、ボットというウィルスに感染しているということに最悪気づけないということがあるのです。従来のウィルスで既定されているような動作を見受けられないといった特徴を持っているので、見た目的に作動していなさそうに見えている裏では実はパソコンが第三者によって利用されているということもあるというのです。気付こうとしても気づくことができないのは一番厄介ですね、これでソフトがきちんと削除してくれれば問題ないでしょうが、そうでない場合は長期的に被害をこうむってしまうという恐れもありえます。被害の規模が大きければすぐに理解できると思いますが、そうでないと小さなことが積み重なって気付いたら大きな爆弾を抱えることになったということになる可能性があるのです。

自分で進化する

まるで自己増殖プログラム、ワームのように進化することがあるのですがただ増殖するのではなく更新プログラムをアップデートするようにウィルス自体がアップデートされるというそんなことがあるの、ということが巻き起こっているのです。感染した後は自分で新しい自分へと成長していくことになるというなんて、まるで現在目下開発されているような人工知能のような仕組みですね。ここまでしているとなったらそれは完全に私的利用で作られているプログラムではないということがよく理解できるでしょう。

成長するということができるというなら、一度感染してしまうと製作者から受信して更にソフトに反応しないようにしていくのです。そのために駆除されることを困難しているという弊害も生み出しており、その種類が信じられないような量があるといわれています。こうした事実から考えられるのは、このウィルスが完全に犯罪を前提にして生み出されたものであるということが理解できるでしょう。おまけに自分は全くの無関係な人間、むしろ被害者という立場のはずなのに犯罪を手伝ってしまうという事実だけが残されては歯がゆい思いをすることになるでしょう。どうやったらこんな技術を作り出しているんだろうかと思いますが、やはり専門的に勉強している人間が内部に存在、もしくは金銭的関係で依頼して製作させているという可能性があるでしょう。

次世代型のウィルスといった格好良い呼び方になりますが、今後もしかしたら大規模犯罪で更なるボットが今後登場して私達のパソコンを支配しようとする可能性があるということを考えたら恐ろしいものです。

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